禅宗の食事を司る典座と呼ばれる僧の心得を書いた典座教訓。
禅宗では食事を整え、頂くことは修行。
私たちは日常生活で食事を修行と認識したりしませんが
時々料理をしながら「こころ整うような」気持ちになること、あります。
ほとんど全ての動物は食べること（＆子孫を残すこと）に命をかけている。
象も水を求めて命がけの移動をし
鯨の親子もまた、プランクトンを求めて南極まで命がけで移動する/映画アース
まったくアプローチは違いますがもう一冊。
「食品の裏側みんな大好きな食品添加物」
http://www.amazon.co.jp/食品の裏側―みんな大好きな食品添加物-安部-司/dp/4492222669/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=gateway&qid=1201318117&sr=8-1
食品添加物のセールスマンだった安部司さんの本。
サブタイトルのような煽動的な内容ではありません。
今の日本では、食べる、という行為をなんともあっけなく
インスタントに済ませることが可能。
またそうしなければ社会のリズムについていけない時もある。
ただ、それが出来る舞台裏は、あたりまえですが、こんな仕組みになっている、と。
添加物の恩恵をうけたお手軽な食生活に思いが至れば
「食=命をいただく」というあたりまえにも思いが至ります。
大草弘美建築計画/一級建築士事務所HP
http://www.ohkusa.net/
