都城に帰省の際、飛行機で!持ち帰ったミヤマキリシマが、ただ鉢替えしただけで瀕死となり
諦められずに大宮盆栽祭で葉性の小さい可愛らしい実生の鉢を買ってきた。皐月専門の盆栽屋さんから買ったのだけどサクラキリシマと表記があった。帰って調べたらキリシマツツジの一種らしい(標高により1000メートル超えに自生しているのがミヤマキリシマ。800メートルまでの低地に自生しているのがヤマツツジ。その中間帯に生育しているのがキリシマツツジ)
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679419725696#:~:text=3.ヤマツツジ(南九州型,される集団である%E3%80%82
たまたま先日、江戸時代、染井にあった一大観光スポット、植物園であり盆栽園であり植木屋でもあった伊藤伊兵衛の庭園図を見ることがあり、キリシマツツジがメインに扱われていたことに驚いた。薩摩藩により京阪にもたらされ数本の親木から取木され、江戸は染井で江戸キリシマとなり一世を風靡したらしい(絵図は豊島区郷土資料館で見られます)
そしてまた、誰の手でどのように運ばれたものか遠く能登半島でDNAの同じ江戸キリシマがそれぞれの民家の裏庭にひっそりと古木巨木となり300から500本の能登キリシマとなっていると聞いた。木の命は不思議。切られた一枝、一根からでも繋がっていく。