大変珍しいことに母からのリクエスト。亀戸に出かけたいと言う。
亀戸天神の藤祭りを見て
老舗船橋屋で黒蜜ときな粉たっぷりの久寿餅で幸せを味わい
創業95年の炒り豆屋でお土産を買ったあと、SEIKO工場跡地周辺に向かう。
亀戸天神の藤祭りを見て
老舗船橋屋で黒蜜ときな粉たっぷりの久寿餅で幸せを味わい
創業95年の炒り豆屋でお土産を買ったあと、SEIKO工場跡地周辺に向かう。
東京大空襲で数本転がっていた土管に隠れ奇跡的に命を繋いだ母。
SEIKOの地下のひとつに逃げた人たちは助かり、もう一つに逃げた人は全滅。
亀戸から親戚の居る向島まで、駅も道路も川もまっくろに焼け焦げた死体の山。
踏み分けるように逃げたという。65年前のこと。
母の住んだ家のあたり、通った学校、すっかり新しい町になった亀戸を
あちらこちら見て回る。休日の家族連れの賑やかなざわめきを聞きながら。
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SEIKOの地下のひとつに逃げた人たちは助かり、もう一つに逃げた人は全滅。
亀戸から親戚の居る向島まで、駅も道路も川もまっくろに焼け焦げた死体の山。
踏み分けるように逃げたという。65年前のこと。
母の住んだ家のあたり、通った学校、すっかり新しい町になった亀戸を
あちらこちら見て回る。休日の家族連れの賑やかなざわめきを聞きながら。
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