2025-03-23 本 刊行当初に書評か何かで見て買ったであろう沢木耕太郎さんの「無名」が本棚でふと目に入り手に取った。20年前の私には多くは響かなかったであろう「親が死ぬこと」 自分にとっては、ひとつひとつの出来事が確かに事件ではあったけど、大変なこととも悲劇とも思わなかった。親の死は自然で緩やかで当たり前の道理。母は満開の桜を見て逝ったのでもうすぐ一周忌。